オンライン映像授業サービスの最大手「スタディサプリ」
映像授業の塾の最大手「東進ハイスクール」
小学生・中学生を対象のオンラインスクール「東進オンライン学校」
どれががどういいのかいまいち掴めないという方は多いのではないでしょうか。
この記事では、スタディサプリ、東進ハイスクールと東進衛星予備校、東進オンライン学校を比較して、どんな使い方ができるのか検証していきます。
まず簡単にスタディサプリと東進の紹介
最初にスタディサプリと東進の概要をご紹介します。
スタディサプリってどんなサービス
スタディサプリは月額2178円で小学4年生~高校3年生、また中学受験~大学受験対策まで幅広い映像授業が受け放題のサービスです。
教科書レベルの基礎から、教科書を超える応用レベル、志望校対策まで2178円で受け放題なのは驚きですね。
また、各科目の学校の定期テスト対策~高校受験までスタディサプリだけで対応できます。
これは、冗談ではなく、他の映像授業ではありえないコンテンツです。
2178円でプロの講師による授業が受けれることから、多くの小中高生が利用しています。
スタディサプリは無料期間があり
東進ってどんな塾?
東進といえば、「今でしょ」で有名な林修先生を始め、知名度の高い講師が多く在籍している塾です。
実際に校舎が存在する東進ハイスクールと、東進衛星予備校、東進オンライン学校があります。
東進ハイスクール
中学生、高校生、浪人生を対象としています。大学受験、医学部受験、総合型選抜(旧AO入試)、東大受験、京大受験などの授業対策やテスト対策が可能です。
東進ハイスクールの生徒のほとんどは、複数の通期講座と高速基礎マスターをパッケージ化したユニットコースを利用しています。
東進衛星予備校
主に高校生を対象としています。質の高い授業と独自の学習システムで高い実績を上げており、全国1000カ所以上の校舎に12万人以上の現役高校生が通っています。授業やテキストに関する質問は、インターネットや電話で受け付けることができます。
東進オンライン学校
小学生・中学生向けの通信教育です。東進と四谷大塚が提携して誕生した入学金不要のオンライン授業を行う通信教育サービスです。
東進の30年以上の授業制作のノウハウを凝縮した授業を提供しており、自宅で学習することができます。お試し入会で最大10日間無料で利用でき、入会してから10日間の全額返金保証制度もあります。
東進ハイスクールと衛星予備校の大きな違いは直営校か、フランチャイズなのかということです。
東進ハイスクール:直営校
東進衛星予備校:フランチャイズ
どちらも、授業内容は同じで林先生や安河内先生の授業を受けられます。
東進ハイスクールは校舎で映像授業を受けて、スタッフとの面談を通じて、学習計画やモチベーションアップをはかります。
東進衛星予備校では、スタディサプリと同じく、映像授業を自宅で受けることもできます。それに加え、電話やFAXでの受験相談が特徴です。
また、東進が他の塾と違うのは、週に1度面談をする学生スタッフの存在で、かなり親身に接してくれるので、相性さえ合えば最高の環境になります。
つぎに東進とスタディサプリの比較に入りますが、形態の似ている東進衛星予備校とスタディサプリの違い、映像授業の特徴の2点に注目して読み進めてください。
東進の資料請求
東進オンライン学校とスタディサプリおすすめはどっち?
小学校・中学生の方で、オンラインで勉強したい方は、東進オンライン学校かスタサプ、どちらか迷うと思います。
東進オンライン小学部とスタサプ小学講座を比較
東進オンライン学校は、授業数もスタディサプリほどの数はありませんが、その分カリキュラムがしっかり組まれています。
東進オンライン学校小学部の授業時間は、映像授業で25~40分です。
毎月やるべき学習が明確で、授業の日時が決まっているおかげで多少の強制力も働きます。
スタディサプリは逆にカリキュラムがないので好きな学年の好きな動画を見れるので先取りしやすいの特徴です。
英語はまさにゼロからのスタートでスタディサプリの映像授業に助けられたというかたもおられます。
超苦手だった英語が、英検5級4級取得までいけたという声もあります。
また、スタディサプリ小学生の1回の授業時間が15分というのもメリットです。
この程度の授業時間なら、気が散りやすい小学生でも集中しやすいんですよね。
どちらも、学習のスケジュールを立ててくれるサービスは用意されていないの、スケジュール管理は自分で行う必要があります。
比較表
項目 | 東進オンライン学校 小学部 | スタディサプリ 小学講座 |
---|---|---|
月会費(税込) ※12ヶ月一括払いの場合 |
小1・小2:2,178円 小3~小6:3,278円 |
1,815円 |
対象 | 小1~小6 | 小1~小6 |
科目 | 小1・小2:国語・算数 小3~小6:国語・算数・理科・社会 |
小1・小2:国語・算数 小3~小6:国語・算数・理科・社会 |
映像授業の提供 | ・小1から授業映像あり ・演習充実講座は毎週決まった曜日に視聴可能 |
・授業映像は小4から (小1~小3はドリル演習中心) ・いつでも全動画視聴可能 |
テキスト | 無料ダウンロード | 無料ダウンロード または1冊1,320円で購入 |
授業の長さ | 1回の授業時間30~40分 | 1回の授業時間5~10分 |
受講できる範囲 | 標準講座:2学年分(現在の学年+1学年下、または1学年上) 演習充実講座:現学年のみ |
小1~高3までの全コンテンツ対象 |
テスト | ・授業後の確認テスト ・月例テスト ・年2回(8月・3月)の実力テスト |
授業後の確認テスト |
東進オンライン中学部とスタサプ比較
東進オンラインは、1コマ30〜45分程度の本格的な授業を提供し、学校の進度に合わせて月に最大28コマまで選んで受講できるセミオーダー型の映像授業塾です。
さらに、受講した範囲の理解度を確認する「月例テスト」もあり、しっかりとした学習サポートを受けられます。
そのため、塾の代わりとなる本格的なオンライン塾を探している方におすすめです。
現在の講座内容については無料の資料請求で詳しく確認でき、10日間の体験入学もあるので、実際に試してから判断することも可能です。
一方、スタディサプリは1コマ15分程度の短い授業が見放題のサービスです。
各項目の終わりに確認テストはありますが、全体的な総復習テストはありません。
そのため、補助教材として使いやすく、学校の授業や手持ちの問題集をメインにしつつ、必要なときにわかりやすい授業を見たいというご家庭に向いています。
こちらも2週間の無料期間があるため、気になる方は実際に体験してみると良いでしょう。
具体的な学習方法やカリキュラムの詳細については資料請求で確認できますので、まずは資料を取り寄せて検討してみると良いでしょう。
比較表
項目 | 東進オンライン学校 | スタディサプリ |
---|---|---|
科目 | 数学・英語・国語・理科・社会 | 国・数・英・理・社 |
授業時間 | 30分~45分 | 平均15分 |
難易度 | 標準・基礎・~実践力養成講座まで | 入門・基礎・応用レベル分け |
無学年学習の幅 | 中1~中3(中学全範囲) | 小4~高3 |
最低利用期限 | 2カ月 | なし |
授業以外の特徴 |
・確認テスト・月例テスト ・計算トレーニング ・英単語トレーニング ・実力派講師陣で効率よく吸収 ・実践力養成講座で定期テスト高順位を狙える ・受講授業数に上限あり ・5科目全て、先取り学習が可能 |
・先取り学習が可能 ・演習問題プリント解き放題(上限なし) ・コスパ抜群 |
お試し期間 | 10日間 | 14日間 |
受講料 | 3,762円(毎月払い) | 2,178円(毎月払い) |
スタディサプリと東進の授業を比較
スタディサプリと東進ハイスクール、東進衛星予備校を比較します。
1. 各科目授業の豊富さ
授業数の豊富さでは、東進ハイスクールが圧倒的に多いです。
映像授業を始め、授業は先生の好き嫌いで、授業を受けるモチベーションに影響与えます。
スタディサプリの場合は、自分の受けたい科目の授業の先生が1人でも生理的に厳しいなとなった際に、選択肢が少ないです。
ただ、どちらも基礎から応用までのレベル別で授業が揃っています。
2. 大学入学共通テストと個別対策講座の充実度
大学入学共通テストや、私立・国立対策講座の充実度は、料金はなかなかするものの東進が圧倒的に充実しています。
予備校界の中でも、神レベルで充実しているといっても過言ではありません。
東進ハイスクールの大学入学共通テスト過去問対策講座と私大・国立対策講座の内容は下記です。
1.センター過去問演習講座:過去問10年分の全教科解説授業+数十回分の東進センター模試の過去問を印刷し放題
2.私大過去問演習講座:過去問10年分の全教科解説授業+添削
3.国立過去問演習講座:過去問10年分の全教科解説授業+添削
4.その他、センター、私大・国立の問題形式別対策講座
スタディサプリは過去問の解説はないものの、上記の4番にあたる、形式別の対策講座はあります。
結局、過去問対策をする時にどれくらいの学力があって、しっかりとやる気があるかによりますが、スタディサプリでもセンター、私大対策なら十分にできるでしょう。
項目 | スタディサプリ | 東進 |
---|---|---|
大学入学共通テスト対策 | ◯ | ◎ |
私大対策 | ◯ | ◎ |
国立対策 | ◯ | ◎ |
3. 授業の質
東進とスタディサプリともに、授業をしているのは教えるのが本当にうまい受験のプロです。揃っています。
私自身、実際に授業を受けてみましたが、どちらも受験勉強に使うのに困らないなと思いました。
東進には、林先生を筆頭に、今井先生、安河内先生など予備校界のトップ講師が集結しています。
一方、スタディサプリも多数の書籍出版実績のある講師を始め、大手塾で実績のある講師が多いです。
特に英語の関先生は名実ともにスタディサプリの代表講師とえいます。
4.モチベーションが下がったときはどうなる?
東進ハイスクールでは、週1度の学生スタッフとの面談、校舎の受付でもスタッフが気にかけてくれる分、モチベーションの低下などに早く気づいてくれるのが特徴です。
自宅学習では、電話・FAXで質問できる担任指導がついています。
スタディサプリには電話で受け答えしてくれるサービスはないものの、合格特訓プランというサービスがあります。
スタディサプリ合格特訓プランは月額10780円で、24時間質問できるサービスです。
項目 | 年間利用 | 学習サポートの内容 |
---|---|---|
東進自宅学習 | 電話・FAXによる学習計画、受験の悩み相談 | |
スタディサプリ | 月2178円 | 映像授業見放題のみ |
スタディサプリ+ 合格特訓プラン | 月額10780円 | 映像授業見放題+アプリによる学習計画、受験の悩み相談 |
つぎは、スタディサプリと東進ハイスクール、東進衛星予備校(自宅学習)の違いを明確にします。
スタディサプリと東進ハイスクールの全く違うところはコーチがいるかどうか
明らかな違いは、東進ハイスクールには、モチベーションが下がった時に、助けてくれる人が身近にいることです。
これは、合否を分ける大きな違いになります。難関大を目指している人だけでなく、最終的に合格できる大学のレベルが、1~2つほど変わってくるでしょう。
自分の気持ちの上げ下げにこまめに気づいてくれて、声を細かくかけてくれる人の存在は非常に大きいです。
ほとんどの人は、このモチベーターがいないと、受験はかなり苦しい戦いになります。
スタディサプリと東進衛星予備校(自宅学習)のデメリットは?
スタディサプリと東進衛星予備校(自宅学習)のデメリットですが、自分の様子に気づいて、指摘してくれる人がいないのがデメリットです。
どちらも電話、専門のアプリ、Faxで質問対応してもらうことができますが、直接指摘してもらうかどうかでは全く違います。
自分がモチベーションはあると思っている時でも、実は必要な学習量を確保できていなかったり、間違った勉強方法をしていても直接会っていなければ指摘するのが難しいという問題があります。
編集部一押し!スタディサプリと東進の使い分け
1. お金をとにかく抑えたい人はスタディサプリ
お金をとにかく抑えたい人はスタディサプリがおすすめです。
月額2178円で全科目の授業を受けることができます。
ラインのようなメッセージで勉強計画や受験の悩み相談ができるスタディサプリ合格特訓プランを加えても、年間129,360円です。
2. 受験を本気で成功させたい人は東進ハイスクール
お金を気にする必要がなく、受験に本気で成功したいと思っている方は東進ハイスクールがおすすめです。
受験は1週間の間だけでも、かなりグダってしまうので、細かく気にかけてくれる東進ハイスクールのサービスは必須といえます。
ちなみに、東進とスタディサプリを併用されている方も多くいます。
東進で取得する講座と、スタディサプリでやる講座を分けることで、かなり授業料を抑えることができます。
3. 学校のテスト対策は?
学校のテスト対策はどちらでもできますが、下記のように判断するのをおすすめします。
1.テスト対策を真剣にしたいけど、数十万もかけたくない
2.指定校推薦に本気で、お金は気にしない
→東進、スタディサプリどっちでも可、あるいは併用
3.テスト対策くらいなら、自分でやる気を保ってできる
上記の場合はスタディサプリがおすすめです。
参考になれば幸いです。
スタディサプリは無料期間があり
東進の資料請求
【学びの新定番】スタディサプリ小中学講座・高校講座・大学受験講座
「スタディサプリの授業で本当に成績が伸びるの?」
と思われていませんか?
スタディサプリは、学生向けの学習講座から一般社会人向けの英語講座まで、多岐にわたるオンライン学習を提供しているサイトです。
作家の佐藤優氏も自身の著書でスタディサプリを推薦し、執筆や指導活動にも利用していることから、その評価の高さが伺えます。
月額2,178円(税込)という手ごろな価格で利用することができ、全国の有名講師による「神授業」と称される映像授業が見放題です。
授業の復習や未学習の授業に先取りして学習することも可能です。
これらの機能により、スタディサプリは学生にとって塾や予備校と同じくらい重要な学習手段のひとつとして確立しています。
料金プランはシンプルで、12か月一括払いなら月額1,815円から受講できます。
もし12か月一括払いがハードルが高い場合は、6か月一括払いや月額払いも選ぶことができます。
月額でも2,178円からと手ごろな価格であり、家計に負担をかけません。
スマートフォンやパソコンを利用して学習できるため、時間や場所にとらわれずにいつでもどこでも学習が可能です。
入会金や追加料金は不要で、安心して利用できます。
また、解約も1ヶ月で可能ですので、夏休みや転勤前など一時的に利用することもできます。
さらに、無料体験期間もあり、実際に試してから入会を決めることができます。
迷っている場合は、まずは無料体験を試してみることをおすすめします。
スタディサプリの学生向け講座には、以下の種類があります。
・小学講座(小学4年生から中学受験対策)
・中学講座(中学1年生から中学3年生)
・大学受験・高校講座(高校1年生から高校3年生や高卒生向け)
どの講座も月額2,178円(税込)から利用が可能で、全学年の映像授業が見放題となっています。
難関大学の合格者も多数いる
スタディサプリ利用者で東大・早稲田・同志社などの難関校の合格者も多数おられます。
スタディサプリは何回も見直しができて時間がなくても復習できるところが最大のメリット。
授業では分からないところが出てもその瞬間にわかるまで聞きなおすことができないですが、スタディサプリは動画なのでわかるまで聞きなおす事ができるから納得いくまで勉強ができます。
唯一のデメリットは、
「仲間なしで自分で頑張れるか?」
この一点で、自宅で集中できないときは図書館や自習室、カフェなど集中できる環境で利用するのがポイントです。
重要なのは自分に必要なことをどうやって勉強するか。
参考書をベースに、分からないところや苦手な教科だけスタディサプリを利用するなど、自分に合った方法を見つけて効率的に勉強することが大切です。
ぜひ、頑張ってほしいと思います。
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添削をしてほしいという方はZ会がおすすめ
スタディサプリでは、偏差値の低い大学から早慶上理といった難関大学のレベルまで対応した講座があります。
しかし、国公立志望の人の場合は、記述の添削が現状スタディサプリではないため、スタディサプリ以外で対策が必要です。
授業のレベルは上まである一方で、もちろん授業だけでは、そのレベルに達することは不可能。
スタディサプリだけでなく、塾でも、授業外で問題演習を繰り返しする必要があります。
添削をしてほしいという方は、添削力で圧倒的に高い評判のあるZ会がおすすめです。
自宅で済むので、スタディサプリと併用しやすいのも魅力。
資料請求をすると、お試し教材も送ってもらえるので、イメージを掴むことができます。