中学受験を控えているご家族のかた、テストのたびにコピー本当にご苦労様です。
毎回コピーをするためにコンビニに行くのは手間がかかりますよね。
もしA3対応のプリンターがご家庭にあれば、どれだけ楽になることか。
ただし、プリンターや複合機は決して安い買い物ではありません。
そこでこの記事では、中学受験のためだけでなく、受験後も役立つプリンター・複合機の選び方について詳しくご紹介します。
中学受験のおすすめのプリンター
結論として、受験対策用にプリンターを購入するなら、A3サイズまで印刷できるモデルが断然おすすめです。
その理由は、塾で配布されるプリントや各種検定試験の試験用紙にA3サイズが多く含まれており、繰り返し解く機会が多いからです。
確かに、A4サイズ対応のプリンターは価格が手頃で種類も豊富なので、多くの方が検討するでしょう。
しかし、スペースに余裕があるなら、A3対応のプリンターを選ぶことで、受験勉強をさらに効果的に進めることができます。
ブラザーかエプソムの2択になるかと思います。
モデル | A3対応 | 2段トレイ | 両面印刷 | 両面スキャン | インクジェット | ADF機能 | カラー印刷コスト(税込) | モノクロ印刷コスト(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブラザーMFC-J7300CDW | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 約6.5円 | 約1.7円 |
エプソムPX-M6712FT | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 約2.2円 | 約0.9円 |
エプソムPX-M6011F | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 約9.9円 | 約3.0円 |
*ADF機能とは、コピー原稿を自動的に原稿台に送る機能のことで、手動で原稿の入れ替えをする手間が省ける便利な機能です。
ブラザー プリンターMFC-J7300CDW
プリンターMFC-J7300CDWは中学受験のお子様がいる方に一番売れているA3対応のプリンターです。
インクのランニングコストが抑えられていて(A4モノクロ約1.7円/枚)、問題集や塾のテキストをスキャンしてクラウドで管理したい(両面スキャン機能もある)。
さらに、よく使う用紙サイズが2種類ほどで(2段トレイ対応)、プリンター本体の価格が4万円台なら満足!という方には、ブラザーのMFC-J7300CDW<2段トレイ>が最適です。
大容量インクカートリッジ対応のMFC-J7500CDWもありますが、こちらは月に1500枚から2000枚以上印刷するような場合に、コストパフォーマンスが優れています。
中学受験での使用頻度を考えると、brother MFC-J7300CDWの方がより適した選択と言えるでしょう。
迷ったらこれで間違いないと思います。
エプソン PX-M6712FT
このエコタンク搭載モデルは、1回のインク交換でモノクロ約7,500ページ、カラー約6,000ページのA4サイズ印刷が可能です。
インク補充の手間が大幅に減るため、カートリッジ式に比べて1枚あたりの印刷コストが抑えられます。
大量印刷が求められる中学受験には最適で、1ヶ月にA4コピー用紙を500枚以上使用するなら、このモデルがおすすめです。
インクにはにじみにくい全色顔料インクが採用されており、図表も鮮明に印刷できます。
トレーは2段式で、A3サイズ以下とA4サイズ以下に対応しているため、問題用紙ごとに使い分けることが可能です。
さらに、カラー印刷では1分間に約25枚の高速印刷ができる点も魅力です。
このプリンターを使ってみると、まさに「ストレスフリー」と言えるでしょう。
A3サイズ対応の高速印刷が可能で、紙とインクの頻繁な交換が不要。
プリンター自体は少し大きめですが、業務用をリースすることを考えれば、かなりコンパクトです。
中学受験で多忙な時期には、手間のかからないプリンターを選ぶことが非常に重要ですね。
エプソン PX-M6011
このモデルはカートリッジタイプなので、本体価格がエコタンク搭載モデルよりも安く、初期費用を抑えたい方におすすめです。
1ヶ月に使うA4コピー用紙が500枚未満であれば、こちらのモデルがより経済的です。
インクにはにじみにくい全色顔料インクが採用されており、鮮明な印刷が可能です。
トレーは2段式で、A3サイズ以下とA4サイズ以下に対応しているため、問題用紙ごとに使い分けることができます。
本体サイズは幅515mm×奥行450mm×高さ350mmと、設置しやすいコンパクトな設計です。
カートリッジタイプのため、インクの交換頻度は高くなりますが、中学受験に必要な機能はしっかり備えています。
A3サイズ対応で印刷スピードにも優れており、一般家庭でこのレベルのプリンターを使えるのは非常に便利です。
中学受験に「A3サイズ対応プリンター・複合機」がおすすめな理由
プリンターは、パソコンで作成したファイルなどを印刷する専用の機器です。
それに対して、複合機は、コピー、プリンター、スキャナー、FAX、ステープラーなど、複数の機能が一つにまとめられた便利な機器です。
中学受験で成功するためのポイントとして、過去問や模擬試験問題を繰り返し解き、試験本番で最大の力を発揮できる環境と体力を整えることがすごく重要です。
そのために欠かせないアイテムとして、「過去問」「プリンター・複合機」「スケジュール管理」の3つが、中学受験における“三種の神器”と呼ばれています。
在宅での繰り返し学習と、本番に近い環境を整えるためには、「過去問」と「プリンター・複合機」が非常に役立ちます。
また、勉強の効率を高め、心身の健康を保つために「スケジュール管理」は欠かせません。
その中でも特におすすめなのが、【A3サイズ対応のインクジェット複合機をできるだけ早く導入する】ことです。
中学受験の自宅学習では【A3サイズ対応のインクジェット複合機】が便利だと言われていますが、どの機能がどのように中学受験の学習に役立つのか、詳しく解説します。
試験に慣れさせる効果がある
中学受験本番の解答用紙は、ほとんどが【A3】や【B4】サイズです。
このサイズに普段から慣れておくことで、試験当日の緊張を和らげ、本来の実力を発揮しやすくなります。
特に記述問題では、用紙のサイズによって書ける文量が変わるため、練習時に本番と同じサイズの解答用紙を使うことは非常に重要です。
問題集の中には、「実際の解答欄のサイズで練習するために、指定の倍率で拡大コピーして印刷してください」という注意書きが付いているものもあります。
それほど、中学受験では本番と同じサイズのA3またはB4の用紙で練習することが重要視されており、実際にこの学習方法を取り入れている家庭も多いです。
A3サイズ対応の複合機があれば、自宅で何度でもA3やB4サイズのコピーができるため、すぐにこの学習法を実践することが可能です。
過去問や塾のプリントを繰り返し解くのが簡単になる
中学受験の勉強で多く使われるサイズの一つが【B4】です。
塾のテキストや配布されるプリント、過去問や赤本の多くがこのサイズで作成されています。
中学受験の本番では最大【A3】サイズの解答用紙が使われることが多いですが、B4サイズはその一回り小さいサイズにあたります。
つまり、自宅での中学受験対策では、「B4サイズまたはそれ以下のサイズのプリントを、A3やB4サイズに拡大コピーして使う」という方法が頻繁に求められます。
しかし、家庭用プリンターや複合機の一般的な対応サイズは【A4】で、これより大きなB4サイズのプリントやノートをそのままコピーや印刷することはできません。
A4対応のプリンターでは、B4サイズの資料をコピーする際に、半分ずつ読み取らなければならないため、コピーやスキャン作業が非常に手間取ります。
その結果、過去問や塾のプリントを繰り返し学習したり、テストの見直しを行う際に、効率が大幅に低下する恐れがあります。
この点で、A3サイズ対応の複合機があれば、B4サイズのプリントをそのまま一度でスキャンし、A3に拡大コピーすることができます。
スキャンの手間を省きつつ、見やすいサイズでのプリントが可能となり、学習の効率を大いに高めることができます。
在宅での勉強の効率をさらに高められる
A3サイズ対応のプリンター・複合機があれば、暗記が必要なプリントやポスターをA3サイズに拡大して印刷することで、より見やすくなり、暗記型の学習効率が向上します。
また、大きくて重たい図録や図鑑などの副教材も、必要な部分だけをコピーして使えば、軽量化ができてとても便利です。
お子さんが持ち歩く際にも、身体への負担を減らすことができます。
さらに、スケジュールをA3に拡大して壁に貼れば、親子ともに見やすくなり、スケジュール管理もスムーズに行えるようになります。
このように、A3サイズ対応の複合機を家庭に導入することで、在宅学習の効率を手軽に向上させることができるでしょう。
塾や学校のプリントを効率的に整理・保管
中学受験生を抱えるご家庭では、「塾や学校から配布される大量のプリントをどこに保管するか」が大きな悩みの一つです。
しかし、スキャン機能付きの複合機があれば、この問題を解決するのに役立ちます。
プリントやテキストをデータ化して必要なものだけを残し、他は処分することで、保管場所に困ることがなくなります。
万が一、処分した後に必要になった場合でも、データさえ残しておけば、プリンター・複合機でいつでも再印刷して利用することが可能です。
さらに、クラウド連携が可能な複合機を選べば、スキャンしたデータをクラウドに保存し、空き時間にスマートフォンから簡単に整理することもできます。
これはとても便利な機能です。
A3サイズ対応の複合機であれば、A3やB4サイズのプリントも一度でスキャンできるため、データ化の手間が減り、この「データ化&整理」のサイクルをスムーズに回すことができ、プリントの保管もスッキリ解決できます。
高校・大学受験やその他の用途にも活用できる
塾や学校からのプリント類以外にも、子どもの思い出として残しておきたい作品や書類の保管も悩みの一つです。
大きな画用紙に描いた絵や、原稿用紙に書いた感想文なども、A3サイズ対応のプリンター複合機があれば簡単にデータ化できるので、紙を処分した後も思い出をデータとしていつまでも残すことができます。
また、3年後の高校受験や、6年後の大学受験でも、過去問や赤本を使った対策は定番の学習法です。
塾や予備校で配布されるプリントの整理や管理も必要になりますから、子どもが成長しても、A3サイズ対応のプリンター複合機は引き続き活躍し続けるでしょう。
さらに、在宅ワークや写真の管理・印刷など、A3サイズ対応機器のほうが役立つ場面は多々あります。
そもそも中学受験にプリンター・コピー機は不要?
中学受験においてプリンターやコピー機は必須ではありませんが、あると便利なツールです。
特に問題集や過去問のコピー、苦手分野のプリント作成、予備問題の追加など、家庭で学習環境を整える上で活用できます。
プリントアウトすることで、元の教材をそのまま残しておけるため、見直しや繰り返し学習にも役立ちます。
ただし、プリンターがなくても塾で配布される教材や問題集をそのまま使い、解き直しや間違いの確認を行うことで対応することは十分可能です。
また、紙の使用量や印刷コストがかかるため、必要な分だけを印刷するなど、使い方に工夫が必要です。
結果として、プリンターやコピー機は便利なサポートツールではあるものの、必須ではなく、使い方次第で受験勉強を効率化するために役立てることができます。
つぎは、最適なプリンター・複合機を選ぶための3つのポイントをご紹介します
失敗しないプリンター・複合機の選び方
レーザープリンターかインクジェットプリンターか
多くの方が悩むポイントの一つが、「レーザープリンターとインクジェットプリンターのどちらを選ぶべきか」という点です。
どちらが最適かを厳密に判断するには、現在の印刷量などを考慮する必要があります。
ただし、一般的な中学受験対策としての用途であれば、インクジェットプリンターで十分対応可能です。
レーザープリンターの利点は、印刷スピードが速いことです。
ただし、その分本体が高価で、大型になりがちなのがデメリットです。
一方、インクジェットプリンターはレーザーほどのスピードはありませんが、ランニングコストが比較的安く、本体も小型のものが多いという特徴があります。
最近では、家庭用プリンター・複合機の性能がかなり向上しているため、中学受験で必要な印刷のスピードや量であれば、インクジェットプリンターの速度でも十分対応できるでしょう。
給紙トレイは1段か2段か
給紙トレイの数が多いほど、コピーや印刷作業の効率が大幅に向上します。
原稿サイズに応じて毎回用紙を入れ替えるのは、非常に手間がかかり非効率です。
例えば、ノートの見開き(B4)と片面1ページ(B5)を同時にスキャンし、それぞれA3とA4に拡大コピーする場合、給紙トレイが2つあると非常に便利です。
それぞれのトレイにA3用紙とA4用紙を常にセットしておけば、用紙を入れ替える手間を省いて、スムーズに印刷を進めることができます。
給紙トレイが増えることでプリンター・複合機の横幅が大きくなることはほとんどなく、主に高さが増すだけです。
そのため、給紙トレイがもう一段増えても設置場所に困ることはあまりないでしょう。
実際に使い始めると、用紙のサイズを頻繁に変更しなくて済む快適さに驚くはずです。
ですので、給紙トレイは多い方が使い勝手が良いでしょう。
自動原稿送り機能(オートドキュメントフィーダ:ADF)は必要かどうか
オフィスで見かける複合機のように、複数枚の書類をまとめてスキャンやコピーできる自動原稿送り機能(オートドキュメントフィーダ:ADF)は、家庭用プリンター・複合機でも注目すべき機能の一つです。
スキャンしたいプリントやテキストをADFにセットするだけで、あとは自動で次々とスキャンやコピーが進んでいくため、一枚ずつ手動でスキャンする手間を大幅に減らすことができます。
塾のプリントやテキストなど、複数枚を一度にスキャン・コピーすることが多い場合、このADF機能が非常に役立つでしょう。
ご家庭での印刷量や用途に応じて、このADF機能と前述の3つの選定ポイントを考慮すれば、中学受験前から受験後まで、家庭でフルに活用できるプリンター・複合機を見つけることができるはずです。
プリンターの置き場所どうしてる?
プリンターの置き場所どうしてるのか。ROOMCRIPというサイトから画像を選びました。
顔料インクのインクジェットプリンタ(MFC-J7300CDW)を購入しました。開業に備えてFAXを搭載しているモデルにしました。
流石の顔料インク、ものすごい耐水性です。レーザーの時代は終わりかな。 pic.twitter.com/y7SCaRFnbP
— べにくま@予備試験 (@mohan6po) January 14, 2023
まとめ
中学受験において、効率的な学習環境を整えることは非常に重要です。そのためには、自宅で手軽にコピーや印刷ができるプリンターの導入がおすすめです。特にA3対応のプリンターを選ぶことで、塾や学校で配布される問題集や過去問を効率よく扱えるだけでなく、大きなサイズの資料や地図などを見やすく整理することが可能です。
さらに、プリンターがあれば、何度も解き直す必要のある過去問を自宅でコピーでき、コンビニに行く手間も省けます。大切な資料を縮小コピーして持ち歩いたり、壁に貼っていつでも見られるようにするなど、学習の幅を広げることができるのも大きなメリットです。
家庭にプリンターを備えておくことで、中学受験対策はよりスムーズに進み、子どもが最大限の力を発揮できる環境を整えることができます。長期間にわたる受験勉強を支えるためにも、ぜひご家庭にプリンターを導入してみてはいかがでしょうか。
本当に大変な中学受験の助けになれば幸いです。
アマゾンセール情報
2024年11月9日(土)0時00分~2024年11月10日(日)23時59分(日本時間)まで。
キャンペーン期間中に「ダブルポイント」のバッジ付き対象商品を、1回のご注文で合計7,000円(税込み)以上購入すると対象商品のポイントが2倍に。
楽天セール情報
現在、「お買い物マラソン」が11月4日(月)~10日(日)に開催中です
お風呂で中学受験対策!毎日10分の復習で差をつけよう
中学受験のお風呂ポスターは、中学受験に必要な知識や内容を視覚的に表現したポスターのことです。
わが家はこのような感じでお風呂ポスターをはりつけております。
小5の息子いわくボーっと見ながらでも頭に入るそうですよ。
算数の計算、国語の漢字、理科の実験手順や生物の分類、社会の地理など、中学受験に必要な内容を簡潔にまとめたお風呂ポスターがありますが、
お風呂ポスターのいいところは、お風呂場に貼っておくことで、入浴中や歯磨き中などの空いた時間に視覚的に確認することができる点です。
受験生の自主学習に役立つとともに、視覚的な情報によって記憶の定着や暗記力の強化にもつながるため、効果的な勉強法の一つとされています。
合格をつかむ!中学受験におすすめの鉛筆はこれ 実際に選ばれているおすすめ鉛筆
中学受験におすすめの鉛筆は絶大な人気を誇るのは「三菱鉛筆 ハイユニ」です。
三菱鉛筆 ハイユニは、濃さ、折れにくさ、なめらかな書き心地、均一な品質、そして紙への定着性という5つの要素をすべて兼ね備えた、最高級の鉛筆です。
中学受験の定番の鉛筆です。
三菱鉛筆 ハイユニ
ハイユニは、超微粒の黒鉛と粘土を使用しており、書き心地が非常に滑らかで、軽い筆圧でも濃くはっきりとした文字を書くことができます。
また、芯が折れにくい点も受験生にとって安心です。
高い品質のため、長時間の筆記でも疲れにくく、国語や算数の記述問題に最適です。
一番人気は2BですがBを買われる方も多いです。
三菱鉛筆 ユニ
ユニの特徴は、バランスの取れた品質と使いやすさです。
ユニは、黒鉛と粘土を均一に混ぜた芯を使用しており、書き味が滑らかで、比較的軽い筆圧でもしっかりとした濃い文字を書くことができます。
また、ハイユニと同じく芯が折れにくい点も、受験生にとって安心できる要素です。
ハイユニほどの高級感はないものの、デザインもシンプルで機能的です。
ユニはコストパフォーマンスが良く、日常の勉強から受験まで幅広く使えるため、受験生にとって手頃です。
三菱鉛筆 ユニスター
ユニスターの特徴は、手頃な価格でありながらも安定した品質を提供している点です。
ユニスターは、芯がやや硬めで、しっかりとした筆圧で書くと濃くはっきりした文字を書くことができます。
芯の強度が高く、折れにくいのも特徴で、受験生が長時間の勉強に耐えられるよう設計されています。
ユニやハイユニと比べると高級感や滑らかさには劣るものの、毎日の練習や試験用に十分な性能を持っています。
そのため、初めて鉛筆にこだわるお子さんにも扱いやすく、中学受験準備に適した選択肢となっています。