関西の中学受験の大手塾、浜学園、日能研、馬淵教室。
どこがいいか迷いますよね。
週刊ダイヤモンドによると、各塾の中学受験合格者数は以下の図の通りです。
このページでは浜学園、日能研、希学園の特徴や向いている子、向いていない子について解説したい思います。
浜学園の特徴
60年以上の歴史がある浜学園。関西では最難関校の合格実績がハンパなく毎年トップクラス。
浜学園は1週間ごとに学習目標を設定し、家庭での学習をどう進めるかを把握します。
また、理解できないところは徹底復習します。
講師陣は厳しいステップ・基準を設けており、 最高水準の講師の質を維持しています。
浜学園は私の息子の同級生も通っており、とにかくよく聞くのが
「宿題は多い」
です。
良くも悪くもあまり干渉することはなく自由度が高いので、親がフォローできる環境は必須だと思います。
また、通常のクラスの授業は、ほかの塾とそれほど差はありませんが、6年になると講座が一気に増えてきます。
全部受講するのは大変なので、取捨選択する必要があります。
授業内容は、問題を解くためのテクニックが中心です。
深い理解がなくても、テストの点はある程度伸ばせますが、難易度が上がると偏差値が低下する可能性があります。
なので、5年生のうちに、しっかりと応用力を身につけることが大切になります。
向いている子 | ・難関校に合格したい子 ・自主的に勉強ができる子 ・宿題をしっかりとこなせる子 ・親御さんもサポートできる環境か |
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教室がある地域 | 大阪・愛知・滋賀・和歌山・奈良・京都・兵庫県・岡山・沖縄 |
日能研の特徴
日能研は首都圏を中心に100校以上を展開する名門進学塾で、過去40年以上のノウハウや入試問題傾向のデータが豊富です。
難関校だけでなく中堅校まで幅広く合格者を出しています。
「復習」を非常に重視しており、「授業~家での学び直し(家庭学習)~テスト~見直しと振り返り」が1つのサイクルになっていて、予習は禁止されています。
2週間に1度、学習したことの範囲内の「育成テスト」があります。
クラス担任制で、一人一人をしっかりサポートしてくれるのも魅力。
個別面談も定期的にオンライン・教室で行ってくれます。
日能研は息子が通っているのですが、どちらかというと宿題はほかの塾と比べて少なめらしいです。
上のクラスになればそれなりに増えますが、マイペースで学習できるのは良い点だと思います。
この宿題が少めというのは親としてはやりやすいです。(人によっては多いと感じてるかもしれません)
子供の性格がマイペースということもあり、また、宿題に追われるよりも、やるべき宿題は終わらせて、親が苦手なところだけ宿題を追加したほうが、精神的に楽で効率的だと親自身が思っているからです。
もちろん、中には自主的に勉強できるお子さんもいるでしょうし、詰め込んだほうが成績が伸びる子もいるので、何が良いかは一概には言えません。
授業内容は、理論や考察がメインなので、根本的なことを理解できる学習環境です。
学習ペースは、6年生までは比較的ゆったりですが、6年生になると学習量が多くなる傾向です。
そのため、テストの間違いなおしや、テスト対策、宿題がおろそかになる生徒もいます。
5年生のうちに慣れておくことをおすすめします。
向いている子 | ・中堅校~難関校志望 ・子供にあったペースで中学受験にのぞみたい ・丁寧なサポートが欲しい ・あまり打たれ強くない子 ・費用を抑えたい |
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教室がある地域 | 北海道・東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城・愛知・岐阜・大阪・兵庫・京都・広島・岡山・高知・香川・徳島・愛媛・大分・鹿児島・福岡・長崎・宮崎・熊本・沖縄 |
馬淵教室の特徴
関西圏でもっとも勢いのある進学塾といわれている馬淵教室。
合格者数も毎年増えています。
難関校だけでなく、中堅校にも力を入れています。
馬渕教室の中学受験コースは「授業→宿題→確認テスト」が主軸です。
補習もあり、積極的に質問を受け付けるなど、面倒見がよいと聞きます。
上本町校の前をよく通るのですが、しっかりした先生たちが大きな声で挨拶しているのをよく見ました。
馬淵教室は入塾テストが難しいといううわさがあり、わが子は多分落ちるだろうと思ったので日能研を選択しました。(日能研でもあと3点低ければ不合格でした汗)
個人的に
「そりゃ入塾テストで地頭いい子ばかりとったら、難関校の合格率も高くなるよな~」
なんて思ってました。
入塾テストは難しいかもしれませんが、入塾すれば塾と親御さんと共に難関校合格に向けて歩んでくれる塾と言えます。
向いている子 | ・中堅~難関校を目指す子 ・少し強制力が欲しい子 ・多少たたかれてもついていける子 ・親御さんもサポートができる環境か |
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教室がある地域 | 大阪・滋賀・奈良・京都・兵庫 |
2022年合格実績を比較
関西圏の有名校の合格実績を比較してみます。(2022年)
中学校名 | 浜学園 | 日能研(関西) | 馬淵教室 |
灘 | 96 | 43 | 70 |
甲陽学院 | 97 | 34 | 38 |
神戸女学院 | 44 | 36 | 13 |
大阪星光学院 | 113 | 28 | 52 |
四天王寺 | 110 | 65 | 83 |
東大寺学園 | 150 | 39 | 117 |
西大和学園 | 234 | 113 | 186 |
洛星 | 89 | 31 | 104 |
洛南校付属 | 147 | 39 | 38 |
六甲学院 | 123 | 66 | 64 |
清風南海 | 171 | 55 | 124 |
清風 | 301 | 96 | 167 |
明星 | 186 | 174 | 159 |
同志社香里 | 48 | 53 | 107 |
関大一中 | 32 | 48 | 41 |
金襴千里 | 243 | 127 | 102 |
同志社女子 | 50 | 63 | 94 |
まとめ
本当に塾選びは悩みますよね。
結構、わが子のことを分析する必要があると個人的には思ってます。
カリキュラムも重要ですが、こどもの性格も考慮したうえで体験授業に参加してみるのもいいと思います。
まずは資料請求して各塾はどのような方針なのか確認しましょう。
お風呂で中学受験対策!毎日10分の復習で差をつけよう
中学受験のお風呂ポスターは、中学受験に必要な知識や内容を視覚的に表現したポスターのことです。
わが家はこのような感じでお風呂ポスターをはりつけております。
小5の息子いわくボーっと見ながらでも頭に入るそうですよ。
算数の計算、国語の漢字、理科の実験手順や生物の分類、社会の地理など、中学受験に必要な内容を簡潔にまとめたお風呂ポスターがありますが、
お風呂ポスターのいいところは、お風呂場に貼っておくことで、入浴中や歯磨き中などの空いた時間に視覚的に確認することができる点です。
受験生の自主学習に役立つとともに、視覚的な情報によって記憶の定着や暗記力の強化にもつながるため、効果的な勉強法の一つとされています。
合格をつかむ!中学受験におすすめの鉛筆はこれ 実際に選ばれているおすすめ鉛筆
中学受験におすすめの鉛筆は絶大な人気を誇るのは「三菱鉛筆 ハイユニ」です。
三菱鉛筆 ハイユニは、濃さ、折れにくさ、なめらかな書き心地、均一な品質、そして紙への定着性という5つの要素をすべて兼ね備えた、最高級の鉛筆です。
中学受験の定番の鉛筆です。
三菱鉛筆 ハイユニ
ハイユニは、超微粒の黒鉛と粘土を使用しており、書き心地が非常に滑らかで、軽い筆圧でも濃くはっきりとした文字を書くことができます。
また、芯が折れにくい点も受験生にとって安心です。
高い品質のため、長時間の筆記でも疲れにくく、国語や算数の記述問題に最適です。
一番人気は2BですがBを買われる方も多いです。
三菱鉛筆 ユニ
ユニの特徴は、バランスの取れた品質と使いやすさです。
ユニは、黒鉛と粘土を均一に混ぜた芯を使用しており、書き味が滑らかで、比較的軽い筆圧でもしっかりとした濃い文字を書くことができます。
また、ハイユニと同じく芯が折れにくい点も、受験生にとって安心できる要素です。
ハイユニほどの高級感はないものの、デザインもシンプルで機能的です。
ユニはコストパフォーマンスが良く、日常の勉強から受験まで幅広く使えるため、受験生にとって手頃です。
三菱鉛筆 ユニスター
ユニスターの特徴は、手頃な価格でありながらも安定した品質を提供している点です。
ユニスターは、芯がやや硬めで、しっかりとした筆圧で書くと濃くはっきりした文字を書くことができます。
芯の強度が高く、折れにくいのも特徴で、受験生が長時間の勉強に耐えられるよう設計されています。
ユニやハイユニと比べると高級感や滑らかさには劣るものの、毎日の練習や試験用に十分な性能を持っています。
そのため、初めて鉛筆にこだわるお子さんにも扱いやすく、中学受験準備に適した選択肢となっています。