
「トライ式高等学院って学費いくらかかるの?」
「高いって聞くけど本当?」
「無償化の対象になるの?」
通信制高校を検討しているご家庭にとって、学費は最も気になるポイントです。
トライ式高等学院は、個別指導で有名な「トライ」グループが運営するサポート校です。
そのため、一般的な通信制高校よりもサポートが手厚い一方で、「費用が高い」という声も見られます。
さらにややこしいのが、
トライ式高等学院はサポート校であること
別途、提携する通信制高校の学費が必要になること
就学支援金の対象範囲が限定されること
この3点です。
この記事では、
✔ トライ式高等学院の学費総額
✔ 普通科・特進科の違い
✔ 無償化(就学支援金)の対象範囲
✔ 偏差値や倍率の実態
✔ 口コミで「高い」と言われる理由
を、できるだけわかりやすく整理します。
そして最後に、トライ式高等学院だけで決めてしまうリスクと、無料で比較する方法まで解説します。
まずは、トライ式高等学院の仕組みから確認していきます。
トライ式高等学院とは?仕組みを正しく理解する
まず最初に理解しておくべきなのは、トライ式高等学院は「高校そのもの」ではないという点です。
ここを誤解したまま費用を見ると、「思ったより高い」「話が違う」となりやすいです。
トライ式高等学院は通信制高校ではない
トライ式高等学院は、いわゆるサポート校です。
サポート校とは、
・通信制高校に在籍しながら
・学習面や進学面をサポートする教育機関
のことを指します。
つまり、
✔ 卒業資格を出すのは通信制高校
✔ 学習支援をするのがトライ式高等学院
という役割分担になっています。
卒業資格は提携通信制高校のものになる
実際に卒業資格を取得するのは、提携している通信制高校です。
代表的な提携校としては、
・鹿島学園高等学校
・日本航空高等学校
などがあります(キャンパスにより異なります)。
そのため、学費も
・トライ式高等学院の費用
・提携通信制高校の学費
の二重構造になります。
ここが「思ったより高い」と言われる理由の一つです。
なぜサポート校という形を取っているのか
トライ式高等学院の強みは、完全個別指導です。
・マンツーマン授業
・学習計画の作成
・大学受験対策
・不登校からの学び直し支援
通信制高校だけではカバーしきれない部分を補う設計になっています。
その分、一般的な通信制高校より費用は高めになります。
ただし、「大学進学を本気で目指す」「集団授業が苦手」という生徒にとっては、価値を感じやすい仕組みとも言えます。
トライ式高等学院の学費はいくら?
ここからが一番気になる部分です。
トライ式高等学院の学費は、コース(普通科・特進科)や履修単位数、キャンパスによって異なります。
まずは目安となる基本費用を整理します。
入学時にかかる費用

入学金はほぼ固定ですが、その他の費用はキャンパスによって多少の差があります。
普通科・特進科の1単位あたりの学費
トライ式高等学院には大きく分けて2つの学科があります。
普通科
1単位あたり 18,000円
語学・芸術・資格取得なども含めた総合型のコースです。
特進科
1単位あたり 28,000円
大学進学を本気で目指すコースで、個別指導がより強化されています。
年間総額はいくらになる?
一般的に高校卒業には、年間20〜30単位ほど履修します。
仮に25単位取得すると仮定すると、
■ 普通科
18,000円 × 25単位 = 450,000円
■ 特進科
28,000円 × 25単位 = 700,000円
ここに、
・入学金(初年度)
・設備費(年間24,000円)
・行事費
・提携通信制高校の学費
が加わります。
つまり、年間で50万円〜100万円近くになるケースもあります。
ここが重要|通信制高校の学費も別途必要
トライ式高等学院はサポート校なので、別途、提携している通信制高校の学費が必要です。
たとえば、提携校として多いのは
・鹿島学園高等学校
・日本航空高等学校
などです。
通信制高校の学費は年間20万〜30万円程度が一般的です(就学支援金適用前)。
つまり、
✔ サポート校費用
✔ 通信制高校費用
を合算した金額が、実際の総額になります。
「高い」と言われる理由
・個別指導中心
・進学サポートが手厚い
・二重構造の学費
この3つが重なるため、「普通の通信制高校より高い」という印象を持たれやすいのです。
ただし、大学進学対策塾に通うことを考えると、塾代込みの設計とも言えます。
トライ式高等学院は無償化の対象になる?
「学費が高い」と聞くと、不安になるご家庭も多いはずです。
そこで必ず確認しておきたいのが高等学校等就学支援金制度です。
ただし、ここで重要なポイントがあります。
トライ式高等学院そのものは無償化の対象ではありません。
対象になるのは、あくまで「提携している通信制高校」の授業料部分です。
高等学校等就学支援金の仕組み
就学支援金は、世帯年収に応じて国から支給される制度です。
目安は次のとおりです。
・世帯年収約590万円未満
→ 1単位あたり最大12,030円支給
・世帯年収約590万円以上910万円未満
→ 1単位あたり最大4,812円支給
この金額は「通信制高校の授業料」に対して支給されます。
どこまでが支援対象になる?
ここが非常に重要です。
✔ 対象になる
→ 提携している通信制高校の授業料
✖ 対象にならない
→ トライ式高等学院のサポート費用
つまり、普通科1単位18,000円のうち、
トライ式高等学院分は原則対象外です。
そのため、支援金を受けられても、完全に学費が安くなるわけではありません。
実際の負担はどれくらい下がる?
仮に提携通信制高校の授業料が1単位10,000円とすると、
世帯年収590万円未満なら実質負担がかなり軽くなる可能性があります。
ただし、トライ式高等学院の費用はそのまま残るため、
✔ 通信制高校部分は軽減
✔ サポート校部分は自己負担
という構造になります。
自治体の独自助成制度も確認
都道府県や市区町村によっては、独自の授業料助成制度を設けている場合があります。
条件や金額は地域ごとに異なるため、
・市役所
・教育委員会
・学校窓口
で必ず確認しておくことが重要です。
ここまでで分かるのは、
✔ 無償化=完全無料ではない
✔ 支援対象は通信制高校部分のみ
✔ トライ式高等学院の費用は別途必要
という現実です。
だからこそ、「トライ式が本当に自分に合っているのか」を見極めることが大切です。
トライ式高等学院に偏差値はある?倍率は?
「偏差値はどれくらい?」
「倍率が高くて落ちることはある?」
進学を考えると、どうしても気になるポイントです。
ただし、結論から言うと――
トライ式高等学院に一般的な意味での偏差値はありません。
入試に偏差値は必要?
トライ式高等学院は、いわゆる学力選抜型の高校ではありません。
そのため、
✔ 公立高校のような偏差値基準
✔ 筆記試験による点数競争
は基本的にありません。
選考は主に
・面接
・書類審査
・学習状況の確認
が中心になります。
つまり、「学力が高くないと入れない」という学校ではありません。
不合格になるケースはある?
原則として、強い入学意思があり、学習意欲が確認できれば合格するケースが多いです。
ただし、次のような場合は慎重に判断されることがあります。
・学習意欲が極端に低い
・通学がまったく難しい状況
・面談で意思確認ができない
トライ式高等学院はサポート校のため、「入学後に継続できるか」を重視します。
倍率は高い?
公式に倍率が公表されることはありません。
ただし、
✔ 都市部の人気キャンパス
✔ 大学進学実績が高い校舎
では、定員に達して募集停止になるケースがあります。
特に新年度直前は埋まりやすい傾向があります。
偏差値がない=誰でも安心?
ここは誤解しやすいポイントです。
偏差値がない=楽な学校、ではありません。
トライ式高等学院は
・個別指導中心
・大学進学を目指す生徒も多い
・自己管理が求められる
という環境です。
入学ハードルは高くありませんが、入学後にどれだけ主体的に取り組めるかが重要になります。
トライ式高等学院の口コミ・評判
実際に通っている生徒や保護者の声は、学校選びの重要な判断材料になります。
ここでは、よく見られる口コミを整理します。
良い面だけでなく、気になる意見も含めて確認します。
良い口コミ
個別指導の安心感がある
最も多いのは、「マンツーマン指導が安心できる」という声です。
・集団授業が苦手でも学びやすい
・分からないところをその場で質問できる
・学習計画を一緒に立ててもらえる
不登校経験がある生徒や、学力に不安がある生徒にとっては、少人数・個別指導の環境が合いやすいと言われています。
大学進学サポートが手厚い
特進科では、大学受験対策に力を入れています。
・志望校別の対策
・面接・小論文指導
・推薦対策
「通信制高校からでも大学進学を目指せる」という点を評価する声は多いです。
気になる口コミ
学費が高い
やはり最も多いのは「費用が高い」という意見です。
・通信制高校の学費とは別にサポート費用が必要
・特進科は特に負担が大きい
・兄弟がいると厳しい
一般的な通信制高校と比較すると、総額は高めになる傾向があります。
自分から動けないと厳しい
個別指導とはいえ、すべて受け身で成績が伸びるわけではありません。
・課題管理は本人次第
・通学リズムを自分で作る必要がある
・モチベーション維持が大切
サポートは手厚いものの、「完全にお任せでOK」という環境ではありません。
口コミから見える実態
整理すると、
✔ 学習サポートは評価が高い
✔ 大学進学志向の家庭には合いやすい
✔ ただし費用負担は大きめ
という特徴が見えてきます。
つまり、「安さ重視」ではなく、サポートの質に価値を感じるかどうかが判断軸になります。
トライ式高等学院に向いている人・向かない人
ここまで学費や無償化、口コミを整理してきました。
最後に大事なのは、「自分に合っているかどうか」です。
どんな学校でも、合う人・合わない人がいます。
向いている人
個別指導で学び直したい人
トライ式高等学院の最大の特徴はマンツーマン指導です。
・集団授業が苦手
・不登校経験がある
・基礎からやり直したい
こうしたタイプの生徒には、相性が良いと言えます。
大学進学を本気で目指したい人
特進科は大学受験対策に力を入れています。
・推薦対策をしたい
・難関私大を目指したい
・学習計画を徹底管理してほしい
「通信制でも進学を妥協したくない」家庭には選択肢になります。
慎重に検討すべき人
費用を最優先に考える人
トライ式高等学院は、一般的な通信制高校よりも総額は高くなりやすいです。
・とにかく安く卒業資格を取りたい
・サポートは最低限でよい
という場合は、他校の方が合う可能性があります。
完全在宅を希望する人
トライ式高等学院は通学型のサポートが前提です。
・自宅学習のみで完結したい
・対面指導を避けたい
という希望がある場合は、オンライン中心の通信制高校を検討した方が良いでしょう。
重要なポイント
トライ式高等学院は
✔ 手厚いサポート
✔ 個別指導
✔ 進学志向
という強みがあります。
その分、費用は高めです。
「安さ」ではなく、サポートの質に価値を感じるかどうかが判断基準になります。
後悔しないために必ずやるべきこと
最後に、最も重要な話をします。
トライ式高等学院を検討している人ほど、1校だけで決めてはいけません。
なぜなら、
・学費はキャンパスごとに違う
・サポート内容も微妙に違う
・他校の方が合う可能性もある
からです。
無料で複数校を比較する方法
通信制高校やサポート校は、資料を取り寄せないと正確な総額が分かりません。
そこで活用したいのが、無料の比較サービスです。
ウェルカム通信制高校ナビ

・エリア検索ができる
・独自基準を満たした学校のみ掲載
・完全無料で一括資料請求可能
ズバット通信制高校比較

・条件入力で候補を絞れる
・学費・通学日数で比較できる
・短時間で学校を整理できる
資料請求は無料です。
トライ式高等学院が気になっている人ほど、必ず他校と比較してから決めてください。
学費は年間で数十万円単位の差になります。
焦って決めると、後から後悔します。
まずは資料で総額を確認することが第一歩です。
