プログラミングにできることは数多くあります。
身近なものではアプリケーションの開発やゲームの開発があげられるでしょう。
「LINE」や「Facebook」などスマホでお馴染みのアプリも、プログラミングによって動いています。
また、医療や介護の現場でも活躍するロボットもプログラミングで動かしているもののひとつです。
少子高齢化に伴い、各業界でますます深刻化している人材不足。その人手不足の解消にもプログラミングは一役かっているのです。
他にもご家庭で使用する電子レンジやお掃除ロボットなどの家電、webサイトの作成、車に搭載されている自動制御機能など、プログラミングはいまや日常生活の中で必要不可欠な存在です。
プログラミングを学べば、業種をこえて活躍できる場がひろがり、就職活動や転職活動をする際にも有利に働くでしょう。
子どもに人気の習い事の上位にプログラミングが入っているのも、親が子どもの将来をみこしてのことだといえます。
【カンタンに解説】プログラミングの仕組み・言語
プログラミングは、あるひとつのアクションを起こすためにひとつひとつ紐づけをしてコンピューターに命令をだしていきます。
その命令をだすときに使用するのがコンピュータ言語です。
世界中で話されている言葉に日本語、英語、中国語など多くの種類の言葉が存在するように、コンピューター言語にも200以上もの種類があります。
コンピューター言語のなかでも特によく使用されている言語は、
処理スピードに優れるC言語やシェアNo.1と言われ広い分野で使用されるjava、
Webサイトの管理や更新に便利な「WordPress」に使用されているPHP、
日本発の言語で「クックパッド」のwebサイトにも使用されているRubyなどです。
プログラミングを学べばこれらのコンピューター言語が身に付き、システム開発に携わることができるようにもなります。
プログラミングで習得できる能力
プログラミングを学ぶことにより身につく能力は大きく2つあげられます。
まず論理的思考能力が身に付くということです。
プログラミングは、筋道を立ててアクションを起こすための命令を積み重ねていきます。
「壁にあたれば90°向きを変える」
「それでも前に進めないときはバックする」
など思い通りの結果を得るためにいくつもの命令をだし、一番効率の良い方法を考えていくことになります。
どのようにすれば目的が達成できるか、どのやり方が一番効率的かなど繰り返し考えていくことで論理的思考能力が自然と身につくというわけです。
また、プログラミングを学ぶことで問題解決能力も高くなるでしょう。
せっかくプログラミングを組んでも、プログラムが思いどおりに動かないことがあります。
そのようなときは、どこが問題だったのか、どのように変更すればエラーが解消できるのかを考えて修正するという作業が必要です。
そのようにひとつひとつ問題点をあらいだし、対処法を考えることで問題解決能力が身につきます。
さらに、論理的思考能力や問題解決能力を身につけることは、「主体的にものごとについて深く考え、みずから主体的に動く」という現代の社会人に必要とされるスキルの向上にも役立ちます。
参考になれば幸いです。