2020年から小学校でのプログラミング教育が必修になりますが、
「プログラミング教育」が必須化されるだけで、「プログラミング」を小学校で本格的にやると言う訳では無いです。
小学校で1年間に数回だけソロバンの授業があったりしましたが、仕組みは全く同じで1年に数回だけプログラミング教育に関する授業をするだけです。
別に1年に1回であっても合法です。
さらにプログラミング教育の目的は、“プログラム的思考”を育成する事が目的になっています。
これは簡単に言うと、物事には手順があって、手順を踏むと、物事をうまく解決できると言うような、論理的に考えていく力の事です。
このためパソコンやタブレットなどを一切使わずに紙と鉛筆で授業をしても全然OKになっています。
なのでちょっと思っている物とは違っている可能性もあります。
ちなみにプログラミング教育では、理論として例えば”無限ループ”などを学びます。
小学校の問題って、普通は問題に対して答えが出ます。
答えが2つ以上になる物って、中学校くらいからです。
が、ループを理解すると”答えが出ない物”に対応出来ます。
10÷3とかです。
3.3333333333333………と、計算が永遠にループします。
小学校ではこんな概念を今まで説明できなかったので、3とあまり1。
と言うような結果で説明していましたが、絶対に割り切れないループと言う現象があると理解させる。
と言うのがループに関するプログラミング教育です。
別にプログラミングが必須化されると言う訳ではないので注意しておいて下さいね。